また、つかわれる糸の本数は1本ということはほとんどなく、片側だけでも3本~4本もしくはそれ以上の本数をつかって糸にかかる負担を分散させて施術がおこなわれます。
気の毒な方もいらっしゃいます。
というわけで、今日も傷がきれいに治る方法を追い求めて、手術をしております。
溶ける糸は力がかからない部分に使うんですね。
PCLは皮下で新たなコラーゲンの生成を促す作用もあるため、加齢とともに失われる肌のハリや弾力を取り戻す働きも期待できます。
糸の端(結び目の端?)が丁度外に向かって出ているので触るとチクチクするし目にも透明な糸が見えて1,5mm位飛び出ていますが、触っても硬くて溶けそうな様子はありません。
バイオコーンは10カ月ほど経つと体内で分解される素材でできていますが、糸そのものは非吸収性の素材であるポリプロピレンが使用されていて、糸の刺激によりバイオコーンが吸収された後も糸の周囲でコラーゲンの産出を促す作用があるとされています。