その一方で尾﨑講師らは、現在のような酸素に富む地球環境が、永続的に続くものではないことが初めて定量的に示されたことも重要な研究成果だとする。
富酸素大気の持続期間。
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パスツール点(注2)と呼ばれる現在の1%の酸素濃度の持続期間は10. 地球の表面積は陸地より海面のほうが大きいですから、実はこの植物性プランクトンが、最も多く酸素を作り出すのに役立っているのです。
東邦大学は、酸素に富む地球環境の持続期間が残り約10億年であることをシミュレーションによって明らかにしたと発表した。
研究チームは、酸素量を規定している地球表層圏の物質循環過程を包括的に考慮した数値モデルを構築し、酸素に富んだ地球環境の持続期間を明らかにするための数値実験を行いました。
編「空気」『』、1998年、第5版、744頁。