ただし、 資産を手放すことが必ずしも損になるとは限りません。
特に不動産投資でのインカムゲインは実際の収益が分かりにくいでしょう。
また、保有期間中に受け取った配当が合計30円だったとすると、この30円がインカムゲインとなります。
投資資金の50%はインカムゲインで安定的な利益を狙い、残りはキャピタルゲインで大きな利益を狙う、といったバランス感覚も求められます。
利息率が極めて小さいため、お金が増えることはほぼありませんが、元本割れするリスクはほぼありません。
2-1. つみたてNISAや確定拠出年金で老後資金形成プランが十分に組まれているのであれば、「安定的な利益確定」によって収入を増やし、現役生活の 生活水準を向上させることに価値がある というように私は考え、全体としてキャピタルゲイン投資一辺倒ではなく、一部をインカムゲイン投資とし、生活水準を上げていくことに価値を感じてキャピタルゲイン投資と併用しています。
ただし、高配当株は業績が悪化すると配当が出なくなる可能性もあります。
例えば、株価の上昇を利用して、キャピタルゲインを得ることもできます。