バンクシーが画策した「シュレッダー事件」は、そうした経済を最優先しすぎた資本主義へのアンチテーゼでもあるのだ。
落札金額は、104万2000ポンド(およそ1億5000万円)。
しかし、彼の作品はのちに完成度の高さが認められ、なんと同博物館の正式なコレクションに追加されることになりました。
そこには、「こんなゴミ作品を実際に買うお前たちみたいなばか者たちがいるなんて信じられない」と、メッセージを書き込んでいる。
バンクシーは『The Independent』紙への声明で、この作品を描いた動機をこう述べています。
「ロバと兵士:Donkey Documents」2007年 パレスチナとイスラエルを分断する高さ8メートルの壁に描かれたグラフィティアート。
バンクシーのInstagram  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 出典:Instagram(banksy) 関連記事リンク(外部サイト). その後もバンクシーは、イギリスの町中でメッセージ性の強い落書きを発表していきます。
\ 作品購入で、日本のアートシーンが変わる? / 1. バンクシー自身もSNS x メディアの爆発力を駆使し、これまでのアーティストが体現できなかったことを実践しているので、アーティストとしてどんどん新しい領域を確立し続けている。