お盆になすときゅうりをなぜお供えするのか お盆になすときゅうりを飾る意味は、一般的に、 お盆の時期に帰ってこられるご先祖様を迎える、お送りする乗り物にしていただくためとされます。
お盆の時期になすやきゅうりで作る飾りは、精霊馬とか精霊牛とか呼ばれますが、先祖の霊が乗るための乗りものであると書きましたが、ではなぜ、なすやきゅうりが使われるのでしょう? 何故なすときゅうりが精霊馬などに使われるのかと言えば、なすときゅうりが夏野菜であることが挙げられます。
お盆飾りのなすときゅうり作り方 お盆のなす・きゅうりの飾りものはとても簡単に作れます。
引用元: 蓮は、 水の子と言って ナスやきゅうりをサイの目に切ったものに、洗ったお米を混ぜたもの を、蓮を敷いた器に盛り、清水を入れます。
「この世には馬に乗って早く来てもらい、あの世には牛に乗って景色を眺めながらゆっくりと帰ってもらいたい」という願いを込めて作るそうです。
どちらが馬でどちらが牛かわかりますか? 答えは、 なすが牛で きゅうりが馬です。
また地域によっては、なすときゅうりのお盆飾りにそうめんで手綱をつけるところもあります。
ナスとキュウリを使うのはなぜ? 精霊馬を作るときに、ナスとキュウリが使われている理由は、はっきりとは分かっていません。