txt 底本の文字のかすれなどの際には、両者を大変参考にさせて頂いた。
」と言う。
日々にすこしの儲けあれば、 その一命を過ぐる物なれども、 積みかさねたく思ふによつて、 終に飽き足る事なふて、 あまつさへに寶をおとして、 其身をもほろぼすもの也。
なぜならば、彼が落としたのは4巻目で、いまここにある拾った銀子は3巻目です。
で囲まれた表題は、筆者が便宜上つけたものである。
イソポはこれを聞いて、「本主の言い分が正しいのでしょう。
そうしているうちに、この者は立て札の内容を知った。
この先は守護に出向き、どちらが正しいかは判断してもらいましょう。