花粉飛散量と患者数の推移 2020年は2019年に比べ花粉数、初診患者数、再診患者数ともに少なくなっています。
花粉の飛散パターンを見ると、スギ花粉・ヒノキ花粉ともに少なく、特にスギ花粉は3月半ば以降ほとんど飛散しませんでした。
金沢・仙台のピークは例年並みで、3月中旬から下旬にかけてとなるでしょう。
飛散開始日前の1月から、少しずつ症状を出して受診する患者さんがいるのは例年と同様の結果でしたが、1月に少量飛散する花粉数は1月の受診患者数との相関は見られず、患者数の増加開始期を早めることが示されています。
<スギ花粉> 西日本・東日本での飛散ピークは過ぎたと考えられ、東北南部もピークを過ぎつつあります。
2020年の6月前半は前年より日照時間が長く、かなりの雄花が成長を始めました。