「あ、ありがとうございます」 榊さんは直達に傘を渡すとすぐに歩き始めました。
「この人がいちばん怒っているのは自分自身になのかもしれない」 10年前、父が榊さんの母とW不倫の関係にあった。
だが最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さんだった。
めぞんの響子さんも「管理人」「未亡人」ってATフィールドを張ってたからね。
良すぎる。
ぶっちゃけ1巻では最後まで直達は榊さんに惚れた腫れたかは直接的に描かれてはいない。
そこに高校1年生の直達を加えて、男女5人での一つ屋根の下、奇妙な共同生活が始まった。