165• 比叡は今絶対に嘘を言ってない」 比叡「し、司令! ……ありがとうございます!」 提督「でもなんでそんな嘘を?」 比叡「だって、お姉様は帰国子女で英語ができて紅茶好き。
炊事洗濯掃除が得意で、可愛くて強くて明るくて楽しい。
男にひどい事したって言うのは理解してるんだけどさ…」 男「……」 幼馴染「良かったらまた私と付き合ってー」 男「すまん、それは勘弁してくれ」 幼馴染「ーうぇ?」 男「前みたいに幼馴染の友達として今日みたいな感じな付き合いならかまわないけど」 幼馴染「う、うん…」 男「また付き合うってのは俺の心情的に辛い。
こんなどでかい爆弾を残して行かれる筋合いはないレベルです」 提督「つかどうするんだよこれ……返すの? 俺が?」 多摩「いまから空母部屋行って『蒼龍の忘れ物』って言って置いてくるにゃ」 提督「俺殺されね?」 大淀「夕食時に食堂で返すのは?」 提督「お前自分がそれされた時のこと考えてみろよ! おら!」 大淀「ちょ! 近づけないでくださいよ! 近い近い! 顔に当たります!」 (戸が勢いよく開く音) 青葉「失礼しまー……」 (アナルプラグを片手に大淀に迫る提督) 青葉「……」ぱしゃ 青葉「失礼しまーす」 提督「……おい! 待てこら!」 大淀「青葉さん! それ、私にもダメージが!」 提督「俺だけなら見逃すみたいな言い方ヤメロ!」 多摩「アホくさいにゃ。
サンキュー」 が、加賀はそれを引き裂いた。
落ちた文庫本を拾い上げると、その表紙には『疲れた兄の励まし方』というタイトルが印刷されてあった。