ともあれ、「なんかこう精神世界とかよく分からん異界に行く」もしくは「異界から戻ってくる」は当時そこそこ多かったです。
その過去を明確に描かなかったことも、観客それぞれの経験や過去を彼に投影しやすくなりという点でもプラスであったと、肯定したいです。
ただ、映画においてこうした物語の破綻は決して悪いことではなく、ストーリー展開において必然性や辻褄というのは、ときに無視されてもよく、必須条件ではありません。
「神様、お願いです」 この無垢な世界の純度が最も高まるのが、中盤を過ぎたラブホテルのシーンだ。
『君の名は。
いやいや、嘘でしょ。
結果、『君の名は。
そして、主題歌「愛にできることはまだあるかい」を始め、劇中全ての音楽を担当するのはRADWIMPS。