尿管結石の治療と予防 尿管結石の治療と予防 泌尿器科 佐藤 健 尿管結石は七転八倒の苦しみで起き上がれないほど痛く、脂汗を流して苦しむといわれています。
内視鏡を尿道から挿入し、レーザーで結石を砕いて取り除きます。
ただし、使えるレーザーの強さに対して結石が大きすぎたり硬すぎたりする場合は、複数回の手術を要することがあります。
結石を治療する医師は結石による痛みをとりつつ、発熱など全身の状態を注意深く観察しています。
尿路結石は日本人男性でも、一生で7人に1人がなるといわれています。
また、意外かもしれませんが、シュウ酸はカルシウムといっしょにとることで、シュウ酸の体内への吸収を抑えられることがわかっています。
そこでいったんためられた後、尿道を通って体外に排出されます。