症状がなくても受け継ぐことができます。
例えば、体の機能に支障をきたしたいぼを切除する手術などです。
このツリーマン症候群はとても症例の少ない病気であり、世界に4人しかいないと言われています。
つまり、イボ状になった皮膚が異常に発育し、広がってしまう病。
実は2008年夏にインドネシアのデデ・コサワさんがアブルさんと同じような手術を受けています。
そある日、アブルさんのことをメディアが取り上げたのを見て、シェイク・ハシナ首相が、国が無償で治療することを決めたのでした。
サハナさんの父親のムハンマドさんは、 「さらに8~10回の手術が必要だと言われたが、それで治るという保証はない」と話しており、また父の手ひとつでサハナさんを育てている事から、治療期間中、生計を立てるのにも苦心していると言います。
しかしこの病気の難点として、イボを切除したとしても年月の経過とともに、 再びイボが成長してしまう事が多く、場合によってはより悪化する事もあるようです。