このような未来へ向かって調べる研究がコホート研究であり、「前向き」の調査である。
研究(Cohort study) (Cohort)とは、の軍隊で使われていた 兵士の集団を表すです。
Publishing and Presenting Clinical Research Third Edition by Warren S. (原 正彦『臨床研究立ち上げから英語論文発表まで最速最短で行うための極意』2017年 金芳堂 41ページ)• 両者とも、証明することは結果的に同じなんですが「原因」と「結果」のどちらに目をつけて研究をはじめるか?という違いがあるのですね。
当然、タバコを吸っている人たち だけを観察しても、タバコが肺がんの原因になっているか判断できないので、タバコを吸っていない人たちも同時に観察していきます。
しかし後ろ向き研究では、測定項目の精度やその内容をコンすることがでいないため、得られるデータが正確でなくなったり、欠損していることも多々あります。
そのような項目はやはり「後ろ向き」に調べなおさなければならないのです。
そしてさらに縦断研究は、その時間変動の向きによって前向き研究(Prospective Study)か、後ろ向き研究(Retrospective Study)かに分かれます。
後ろ向き調査 (ケース・コントロール研究) とは? ある疾患・健康状態の者と対照について( 結果の有無で群を分けることに相当します)、 過去の要因の 保有率や曝露率を比較し、その疾患・健康状態を引き起こした危険因子を検討するためのデザインです。