したがって、人口統計から県外疎開者の全員を単純に引き算するのは間違っている。
第1-3図 戦闘行動中の死者数の米軍・米軍以外の多国籍軍の内訳。
大岡昇平は、この旧日本軍の持っていた欠陥は、 当時の日本の持つ欠陥であったと述懐している。
Rummelは総計19,605,000人、国共軍の軍事的損失: 340万 捕虜 40万を含む 、親日軍の損失は432,000、民間人は380万が戦闘で殺害され3,549,000人が日本軍によって虐殺された(捕虜40万含まず)が犠牲となったといっている。
Gregory Frumkin. ソロモン諸島国・ガダルカナル島ホニアラ(NASA衛星画像) ソロモン諸島及びビスマ-ク諸島における太平洋戦争中の 日本軍軍人・軍属の戦没者は 約12万人 といわれる。
Piotrowskiはソ連による犠牲は35万としている。
日本軍に固有の性質や条件が作り出した 人為的な災害なのである。
なかには、それすら持たず、杖一本にすがって退却したものも少なくなかった。