おかしい、俺の知ってる米津玄師はこんな優等生ミュージシャンじゃなかった…いくら「死」って共通のテーマがあるとはいえ、こんなドラマから生まれましたみたいな曲を作るミュージシャンだったか?もっと頭イカれた「俺は俺だけの音楽を作る変なヤツ」だったハズじゃ…? なにがこわいかって、米津玄師って最初はアンダーグラウンド側のたぶん「知る人ぞ知る」みたいな立ち位置だったのに、それが地上に出てきて地上の人間向けにわかりやすい音楽をわかりやすくやってるんですよ。
そんな辛い日々もあなたとなら愛せていた。
それなのに、亡くなってしまえば一緒に過ごした日常が「まるで嘘みたい」に消えてしまいます。
という、そういうニュアンスというか、そういう側面を「Lemon」の映像の中でもそれを落とし込みたいなぁと思ったので、ヒールを履くという結果となりました。
1億人が好む音楽。
ここは、主人公視点で歌われているとするか、亡くなった人視点で歌われているとするかで解釈がかなり分かれる部分です。
Bはツッコみ所を間違ったと、残念そうです。
咽喉に嵐がある、命の瀬戸際という記述から智恵子の苦しさがわかります。