まずはWTIからです。
例えば、日経平均株価がこの先上がると先物業者が思えば、日経平均先物を買って日経平均先物の価格を上げます。
ところが、6月限は、日経平均(現物)よりも理論値が約180円低いので、通常は180円低い値がつきます。
要するに、50万円の証拠金だけで1,500万円の価値の取引ができるのです。
3月限が消滅して、6月限を見るようになると、日経平均より低い値がついているので、「先安感を表している?」と勘違いする人がいます。
逆に、CMEが100円上がっていた場合、 その日の日経平均はCME先物指数にさや寄せする形で、 近い数値で上昇してのスタートになります。
3月本決算の配当金の権利落ち(予想額)は180円 現時点で、日経平均先物(6月限)は、日経平均 現物 よりも約180円価値が低いわけです。