「はやぶさ2」が探査に成功すれば、探査機が到達した天体としては史上最小記録となる。
[東京/メルボルン 6日 ロイター] - 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、小惑星探査機「はやぶさ2」が6年間に及ぶ宇宙の旅から持ち帰ったカプセルが地球に帰還し、オーストラリアの砂漠でカプセルを回収したと発表した。
今後、「はやぶさ2」は地球の近傍にいる間に地球・月をカメラや各種観測装置で観測し、観測装置の較正などに役立てる予定だ。
今後、どのようなことが明らかになってくるのか本当にわくわくしませんか? 小惑星リュウグウには水がたくさん含まれていると予想されていたのですが、どうやらその含有量は少なかったそうです。
しかし今回は、再突入したのはカプセルのみ。
これまで「はやぶさ2」の地球帰還は今年11~12月と発表されていたが、本日の記者発表会でその日付が12月6日(日)と発表された。
サンプルキャッチャーA室から見つかった大量のサンプル(クリックで拡大) 出典:JAXA この地球帰還運用では、どんなイベントがあったのか。
探査機本体は地球のそばを通り抜け、新たな探査の旅に出発している。