すると、聞かれたのは 「恋人などはいないか」という予想外の質問。
廃嫡された王太子の後釜に据えられた王弟次男のアルヴィスと、婚約破棄されたエリナの関係がメイン路線だと思いますが、この巻ではあまり進展はないです。
ジラルドにつけられた心の傷が癒えるまで、 エリナが余裕を持てるようになるまで待ってやりたいと思うアルヴィスでした。
さらにザーナ帝国からは皇太子と、同じく神との契約を果たした少女が訪れるという。
お忍びの城下町デートや、生誕祭のパーティーを重ねるうちに、健気な振る舞いや、二人きりのときに年相応の表情を見せるエリナの姿を知り、アルヴィスの気持ちも動きだす。
美男美女といった感じですが、 事情が事情のため、なんとも言えない空気感が漂っていそうです……。
ルベリア王国物語 2 ~従弟の尻拭いをさせられる羽目になった~ 著/ 紫音 イラスト/ 凪かすみ 建国祭で試されるは、二人の絆! 事態を重く見た国王は王太子を廃嫡し、アルヴィスは王族に戻ることに。
現在、第一巻・第二巻が発売中です。