今作品は間違いなくその昭和の路線を世襲した 役者が主役のかっこいい映画だ。
江口洋介さんは、「東京ラブストーリー」や「愛という名のもとに」などトレンディドラマの常連でもあった俳優さんです。
大上の暴力的な捜査や暴力団からの金銭の授受を目撃した日岡は、彼のやり方に疑問を抱き異議を唱えます。
その他には女性陣も面白く、主要キャラの 真木よう子も艶のある魅力的なママを演じたが、 阿部純子のいそうでいない感じの丁度良い可愛らしさが作品の癒しになっていて良かった。
この主人像および、松坂桃李というスター俳優の熱演もまた、多くの方にオススメできる大きな理由なのです。
その後、深作監督の「仁義なき戦い」シリーズは、 映画館で上映するも劇場の扉が閉まらないほど、観客がロビーに溢れた立ち見の人気ぶりに、 東映は実録路線に映画制作を移行します。
2008年に『臨床真理』にて、宝島社主催の第7回 『このミステリーがすごい! 中島哲也監督の 渇き。