さん付けで 呼ばれる 女 - こんにちは、緋いろさんの作品もですが、富豪マロも楽しく拝見させてもらっています。 他の方のマロに二人称についてのお話があったのを見かけまして、富豪側の呼ばれ方ではありますが情報提供させてください。 入れ替わりの多い通いのハウスキーパーさんなど外部の方達は名前＋さんが多いです。関わりのない事も多く、お辞めになるまで名前を呼ばれないこともあります。 お料理やお洗濯、お掃除、お庭や車の管理等の住み込みでは無いものの常に屋敷に居らっしゃるような、お家の中枢を担っていただいているハウスキーパーさん達(2次元では執事やメイド、ばあや、じいやの様に呼称される方のような立場の方達)も名前＋さんと丁寧に呼んで頂いていますが、時々お嬢さん、お嬢さま、と呼ばれます。(間食はお夕飯が食べられなくなりますよお嬢さん。お出掛けの時は行き先をお知らせくださいねお嬢さま。といった畏まるというより砕けた感じです。) ばあやは時々、なにか諭すような時に例えば本名のさくらの渾名でさっちゃんと呼びます。 小ネタではありますが、畏まった社交の場ではお嬢さま、兄弟はお坊ちゃん坊ちゃん、小ネタの小ネタで父母を旦那さま奥方さま、祖父母はご隠居さま大奥さま等と呼ばれています。 私の周りでも、どちらかと言えばお名前にさん付けで呼ばれる方が多いような感じですが、世代が少し前ですと、日常的にお嬢さま呼びされていた方もいたのかと思います。現に母はお嬢さまと呼ばれていたようですし、その頃からのお付き合いの方は今でもお会いする機会があると、日常的に私の事はお嬢さま、兄弟をお坊ちゃまと呼んでいただいています。 旧家のごりごりお嬢さまの同級生は、今でも日常的にお嬢さまと呼ばれているようですが、本人が少し恥ずかしい、と言っておりますので、もしかしたら世間の移りと共にお名前＋さんの割合が多くなってきてるのかもしれません。 稚拙な文章ではありますが、どなたかの創作の助けになりましたら幸いです。