部屋に居る時に電話を掛けてきた知り合いが、「カラオケボックスおるんか?」と疑ったり(電話越しに女の歌声が聴こえていたらしい)、入居して1週間目にマンションの入口でひき逃げに遭ったり(幸い無傷)、喫茶店に入ろうとしたら店員さんに「後ろにしがみついている女を店に入れないで!」と追い返されたり(店員さんはもちろん初対面)、エレベーターが止まるはずのない8階から降りてきたり(8階は閉鎖されている)、風呂場の鏡に「シャンプー」という文字が浮かび上がったり(それを見てシャンプーのポンプを押してみると空になっていたので、もしかしたら替え時を教えてくれたのかも)……。
殺害実行犯の男は逮捕されて、『で初の死刑判決』となったそうです。
その日は、新聞配達の仕事に行ったが、帰ったときには母親はもう動かなかった。
パチンコの不正で稼ぐゴト師で年齢は22歳。
C子さんも友人が多く、働きながら介護へルパーを目指していた。
逮捕時も、現場からわずか1㎞ほど先の銭湯から黒いリュックを背負って出てきた段階で捜査員に尾行され、100円ショップに入って店の外に出てきたところで、犯行現場のマンションに隣接するビルへの建造物侵入容疑で逮捕されています」 06年5月1日、大阪地裁で開かれた初公判にグレーのスウェット上下の姿で出廷した山地は、罪状認否で「(起訴状で)読まれた事実は間違いありません」と、まるで他人事のように淡々とした表情で答えた。