2011年の『ツナグ』は、依頼すれば死者と一度だけ面会できるというストーリーの小説で、映画化もされ大きな話題になった。
つぶやきは子を「授かる側」と「授ける側」の間に、深い溝があると感じさせる。
栗原清和〈41〉 建築会社勤務。
長い不妊治療の末に一度は子どもを持つことを諦めた栗原清和と佐都子の夫婦。
栗原清和:• 河瀬監督はこれまで、人間の本質に迫る力作を次々と作り上げてきた。
渦巻く疑問の中、訪ねて来た若い女には、あの日のひかりの面影は微塵もなかった。
対して、「親になること」を自分たちで決意した栗原家は、迎えた子ども・朝斗(あさと)と常に対話をします。