凌雲1は、スクラムジェットエンジンを搭載し、マッハ5以上の極超音速飛行が可能であると報じられている) 4.その他の国々の極超音速兵器プログラム 米・ロ・中のほか、豪、印、仏、独などの多くの国でも極超音速兵器技術を開発している。
通常のジェットエンジンは、取り入れた空気を機械的に圧縮して燃焼室に送り込むが、マッハ5以上の極超音速飛行に搭載されるスクラムジェットエンジンは、高速で流入する空気の勢いを利用して圧縮し、超音速の気流を保ったまま燃焼を行う。
そして、HTV-2をもってファルコン計画は終焉した。
すなわち、スクラムジェットエンジンとは低速域では亜音速燃焼,高速域では超音速燃焼を行うデュアルモード・ラムジェットであると言える。
これらの兵器のさらなる発展は、我が国の安全保障にとって重大な脅威となることは間違いない。
少なくても2021年まで試験実施の予定である。