この時の龐煖は麃公に腕を砕かれるなど既に怪我をした状態で信と一騎打ちを行います。
ともあれ、これが作中で武力最強クラスの武神・龐煖の最期となりました。
武霊王は、龐煖からは敵国を乱す様に進言されましたが、実際には自分で国を乱してしまったとも言えるでしょう。
尚、鶡冠子で龐煖は武霊王に進言した事になっていますが、鶡冠子の記述が間違いで武霊王ではなく、悼襄王であれば、話はもう少しスムーズに行くようにも思いました。
王騎に矛を譲られた信によって倒される可能性も高いでしょう。
道家出身ということでしたが、龐煖は若いころから軍事に興味を持っており、師などの対話が書として残っていますが、師への質問も天と武の関係をよく聞いていたようです。
過去主人公の信は龐煖(ほうけん)と二度戦っていますがどちらも決着はつきませんでした、というよりそのまま続けていたら信は間違いなく殺されていたでしょう。
龐煖と劇辛が戦った事は間違いなさそうですが、どちらが宣戦布告し攻撃を仕掛けたのかは不明です。