『8時です』って言えばいいのに『8時になります』とか、『こちらでございます』を『こちらの方になります』とか。
「良い時計してますなぁ」と言われ、時計のスペックについて話したという。
おそらく、京都の人がいつでもどこでも誰にでも使うのではなく、中高年の人がそれほど親しくない人(取引先とか近所の人だとか)を相手に使うのだと思います。
実は本音が『話長えよ』という嫌味だったと気づいたときのおいらの気持ち。
そのような性格が形成されてきたのは、長年、いろいろな支配者層(天皇家、藤原家、平家、足利家、織田、豊臣など)に支配されてきた京都人がしぶとく生き延びるための知恵だとか。
しかしたぶん、「話が長い」というよりは、「時計を見ろ、時間がずいぶん経ったことに気づいてくれ!」という意味だと思います。
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net 「京都の会社と商談していて、『良い時計してますなぁ』と言われ、時計のスペックを語ってしまった。