さらにアジアの場合、人間への影響は確認されておらずとも、高度な封じ込め施設で取り扱われる危険性の高い病原体と密接に関連するとみられる新興病原体が存在するリスクを、ミュールベルガーは指摘する。
・エボラウイルス病への対策に関して、WHO諮問グループによって続けられてきた研究と考察の分析に基づいて、WHOは、性行為感染の可能性を減らすため、発症から12ヶ月間もしくは、精液での2度のエボラウイルス検査が陰性になるまで、男性のエボラウイルス病からの回復者は安全な性生活と衛生管理を実践することを奨励しています。
全身の粘膜と外皮の発赤 血球計算テスト(これが行われた場合)は、炎症の兆候が中程度に増加し、進行した段階で血小板の喪失を検出します。
2019年3月12日現在、北キブ州およびイトゥリ州における20のヘルスゾーンから、疑い例を含め927例(死亡584例、致命率63%)EVD患者が報告。
自然宿主としてのコウモリ アメリカ大陸ではコウモリが狂犬病ウイルスの重要な自然宿主です。
おそらく、マールブルグウイルスの自然宿主にもなっているものと考えられます。
フィロウイルス科には他にマールブルグウイルス属があり、マールブルグウイルスの1種だけが知られているが、エボラウイルス属の場合、これまで5種類の存在が知られている。
製ワクチン「VSV-EBOV」は2015年4月に第III相臨床試験を開始し、同年7月末には高度な有効性と安全性が確認されている• とはいえ、なぜ日本は2020年のオリンピック開催が1年足らずに迫るまで、世界で最も強力とされるこれらの感染症の対策に着手していなかったのだろうか? 感染性病原体の研究能力に関して言えば、日本は他国に後れをとってきた。