ラストプレーは京都U-18のFK。
「普通に『近くのそこそこ強い高校に入れたらいいな』ぐらいで考えていたんですけど、県選抜に入っていて、その試合の時に当時のスカウトだった方が見に来てくれていて、その時に声を掛けていただきました。
堂々たるプレミアデビューを飾った北橋が、さらなる高みへと続く扉へ、この日確かに手を掛けた。
ここに入れば絶対成長できるな』と思ったので選びました」。
左サイドから上がったクロスに、合わせられたヘディングが枠を襲うと、北橋は左手一本でボールを懸命に弾き出す。
自分の背中を多くの人の想いが後押ししてくれていることも、改めて実感することができている。
危機を凌いだチームは、その相手のCKから逆に繰り出したカウンターで、PKを獲得。
本当に夢みたいなことでビックリしましたけど、その年がクラブユースとJユースカップを獲った年で、「本当に強いな。