Illustration by Detlev van Ravenswaay, Science Source 小惑星「2012 DA14」は、2013年2月15日(日本時間16日)に地球近傍を通過する。
2)リース・クレーター (ドイツ) クレーターの中に街が! 約1500万年前に隕石が落下してできたクレーターで、直径は24km。
衝突で岩石中の硫黄が高温になり蒸発し大量の硫酸ガスが発生、酸性雨として降り注いだことがわかっています。
リース盆地として知られるこの地には、ネルトリンゲンという直径1kmほどの城壁に守られた街も作られています。
ショーン・グリック氏(右)とジョアンナ・モーガン氏は、水没している小惑星のコアを回収するため、国際海洋発見プログラムの調査遠征に参加した。
特に、地下奥深くに埋もれるクレーター内部の基盤岩に関する研究は皆無でした。
また、隕石が衝突したユカタン半島沖の岩石には炭酸塩・硫黄が多く含まれていました。