ベテラン・パイロットの チャールズ・テイラー中尉を隊長とする編隊は、順調であれば午後4時には基地に帰還する予定だった。
ところがその結果、部下たちとは連絡を取り続けられたものの、地上の基地とは無線連絡を維持できなくなってしまったのだ。
このようにドラゴン・トライアングルでは謎の消失事件が相次いで起きている。
そしてこのピラミッドの中の一つは、クリスタル・ピラミッドだという。
実際には、この海域で多発する事故の原因は地域特有の危険な自然条件だ。
近年の高解像度の衛星写真を使い、バミューダトライアングルを分析した結果、六角形型に空いた雲が見つかりました。
しかし、ゼロになったわけではなく、原因は未だにわかっていません。
コックス中尉は無線で呼びかけると、次のような応答があった。