しかし知人からの質問に答えた手紙で金印に触れている。
何人かの研究者はいましたが、宣長ほど明確にはその意思を明確にはしませんでした。
1821年に付けられた表紙の下に、本来の表紙があります。
「『言』を軸にしたその注釈が輝いているのとは裏腹に,古事記そのものへの理解のしかたを総括したともいうべき『直毘霊』が,ごく一部を除きひどく観念的で空疎な言説で充たされているのに誰しも直ぐ気づくはずである」。
宣長は『古事記伝』を35年という長い歳月をかけて完成させました。
「秘本玉くしげ」「玉くしげ」を紀州藩主に献上。