ただし、人肌程度に温めておいても、より下部の消化管粘膜には温度感覚受容器や受容器が存在しないため、室温程度で十分とする報告もあります。
もう一度ポイン トです。
ただし、鼻から食道、胃へとチューブを通すので、咽頭や喉頭の動きが悪くなり、感覚障害を生むほか、嚥下を難しくします。
また、栄養剤を投与中である場合と投与中でない場合で緊急度は大きく異なり、その後の対処法も変わってきます。
施設にもよりますが、まずは経鼻胃管で対応し、効果が乏しければイレウス管の適応、としていたり、最初からイレウス管を用いるところもあります。
固定は鼻翼と頬の2ヶ所で固定するのが一般的です。
【注】胃内容が 赤いとき(出血)、緑色のとき(腸閉塞の疑い)、前回いれた栄養剤や水がたくさんひけるときは、普段の状況と照らし合わせ、医師に相談するかを決めてくだ さい。