私とイノシシ頭【嘴平伊之助】
『鬼滅隊の兄と、鬼の姉』第11章「嘴平伊之助」 100ページ
📕(嘴平伊之助/短編)
あなたが帰ってくるのを。
「……見事ですね」 「まあ、よくしてるしね」 「一度やらせてください」 「どうぞー」 ダーツを手渡すと、しのぶが思い切り投げた。
「………」 狙ったところに綺麗に刺さったのにも関わらず、気分は全然晴れない。
あ、これ、まずい。
「……これ、どうやるんですか?」 「え?」 後片付けをした後、しのぶがダーツボードを見ながら希世花に声をかけてきた。
思わず窓の景色から目をそらす。
二代目 4巻にて設定が明かされた。