2日付の日経では、IT企業に資金が集中し、高株価が成長を加速させる好循環が生まれているとし、時価総額が増えていくような印象を与えている。
これによって 経済活動が停滞する可能性があり、もしそうなれば、株価にはマイナスの影響が及ぶのです。
(文:アセットマネジメントOne チーフ・グローバル・ストラテジスト 柏原延行). ・トランプショックが起きなければ、摩擦の波風はあっても世界経済は何とかもつことになろう。
充分すぎるほど好調な経済指標が連続的に続き、その傾向がしっかりと確立されたのを見届けた上で、少しずつ緩和縮小に入っていくものと予想します。
アンビシャス 本則市場には48社が、アンビシャスには10社が上場しています。
つまり、リーマンショック以降の景気刺激策、特に世界的な金融緩和による資金供給が、今の株式市場を支え、堅調な動きとなり、時価総額の増加につながっているといえよう。
ちなみに、一部上場企業になると 信用力向上により取引先が増えたり、新卒採用の応募が増えたりするメリットもあります。