「お前、顔赤いけど、どうした?」 「っ!?…は?」 予想外のことを言われ、は?と返してしまった。
「あー……発情期か……」 とりあえず、俺は薬を飲み、赤葦がいるであろう寝室に、足を運んだ。
薬は…えっと……… …あ。
…が、腕力が入らず、上がらない。
と言っても、あまり動けないらしく、周りの洋服を必死にベットの下に落とすだけだった。
お前、『寂しい』って、思ったりしないの?」 「・・・・」 俺だけがそう思っているんじゃないかって、 時々不安になるんだ。
そんな時、いつも赤葦は、 『そうですか』。