寂聴のように、残りの人生、少しだから、何にも怖くないというわけにはいかぬのか。
『単独発言 99年の反動からアフガン報復戦争まで』角川書店 2001年)のち文庫• (平成8年)に共同通信社を退社、本格的な執筆活動に入った。
その波にのるかのように、かつて天皇制をあれほどきらっていた作家や知識人、政治家らがこのところ、つぎつぎに宗旨がえしつつある。
外務省機密漏洩事件で「本社見解とおわび」という全面謝罪文を掲載し、以後、沖縄密約事件の追及をすっかりポシャってしまったのはどこの新聞か。
「事件から目を背け、忘れたがっているようにすら感じた。
今日の民主主義とはまた、国家神道と創価学会系列とチンピラ・ファシストたちが、ハグしあい、なかむつまじくまぐわふことである。
口だけでない、勇気は、 koomeihitomi : : 逸見さんの本は、いつも私が、もやもやと言葉に出来ず、怒りまくっていることを、言葉で、ある時は文学的、ある時はアジ口調で、ある時は理論的に、表現されていて、下品極まりないと言われる表現にまで、酔いしれてしまいます。