Posted by ブクログ 2020年01月13日 頭をぶつけて前世の記憶を取り戻したことで、乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生していたことに気づいたカタリナ・クラエス そんな彼女は、ゲームの結末で発生するであろう死亡または国外追放イベントを回避しようと悪戦苦闘するが、、、というラブコメもの とにかくカタリナが楽しい イベント回避のためカ タリナ・クラエス破滅エンド回避作戦会議(脳内)をしてみたり、破滅フラグ回避のために登場人物との関係を変えようと突っ走ってみたり、無自覚の人タラシでいろいろハプニングを起こしつつ本来あまり楽しくない人生を送る登場人物たちを楽しませる場の中心となっていく 本巻は、本来のゲームの場面である学園生活の前段階、前世の記憶を取り戻し破滅フラグを回避しようと決意してから学園入学前までで、メインとなる登場人物との出会いとその後の交流を描いている 小説の書き方として、カタリナパートと相手のパートを分けることで、同じ場面を両面から見せている点は、心情描写として面白い 以下再読のための備忘 ・カタリナ・クラエス破滅エンド回避作戦会議(脳内) ・鍵をかけてドアを斧でぶちやぶるカタリナ、、 ・王子ですら予測不可能なカタリナの行動、、、 ・無自覚の人タラシ• キャラクター原案 -• 男性陣はマリアに特別な感情がないので仕方がないのですが、カタリナ目線では好きな女を守らない男どもめという感じなのでしょう。
剣の腕を上げて、襲われても返り討ちに、魔法の能力を上げて追放後も職を得ることができそうという理由。
これは男性陣も苦労しているみたいだね。
そして、それは本巻の見所の1つ、カタリナの断罪イベントでも起こります。
それは親友のあっちゃんと、フォーチュン・ラバーの話をしていた時の記憶でした。
ニコルは無口なため暗喩が多いんでしょうね。
アニメ化もされましたね。