周手術期に起こりやすいインアウトバランスの原因 周手術期に起こりやすいインアウトバランスの原因としては、下記の通りです。
インは、輸液量と輸血量、食事量と内容、食事以外の飲水量、輸液以外の注射や内服水分量のことをいいます。
高齢者は、感覚機能低下により口渇については訴えない人もいますので、脱水予備状態といわれたりして、適時、水分補給が必要で、1日に必要な水分量の目安としては、皮膚・肺などの不感蒸泄が700~1,000ml、尿は1500ml、糞便が250mlくらいで合計が2,400~2,800mlとされています。
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もし、水分を摂取しているのに尿が排出されない状況になってしまったら、インが過剰になってしまい、 排泄する機能に異常をきたしていることが分かります。
今回のリハビリ勉強ノートは尿量について 脱水症の回で脱水になると 「オシッコ」の量、医学用語でいうと 尿量が減少することをあげました。
インとアウトはおおよそ均等なので、水分摂取したものは、同じくらい排泄されると言われ、これがインとアウトのバランスといわれます。