胸を震えさせた引き金の「見覚えのあるレインコート」も無用のものになろうとしている。
懐かしさの一歩手前で こみあげる 苦い思い出に 言葉がとても 見つからないわ あなたがいなくても こうして 元気で暮らしていることを さり気なく 告げたかったのに 懐かしさよりも「苦い思い出」が先立つのは、かつての男性との関係によって 幸福感よりも苦しみが「私」の中に刻まれているからだ。
傷跡すら残せない恋 彼の心に傷跡すら残せなかった二人の関係って、恋だったのでしょうか? 他の異性には興味があるけど、今の生活を壊したくないのはお互い様 2年前の元カレの深層心理を、ズバッと言いました。
中森明菜の『駅』で山下達郎が違和感を感じた歌詞というのが、2番サビフレーズのラストにある 「初めてわかるの痛いほど 私だけ愛していたことも」という部分。
彼女は彼と彼の同僚女性との関係を疑い始めるようになり、その頃から二人の関係が少しずつおかしくなっていく。
子どももいるのだろう、と私は想像する。
その理解に至った事実が、 女性も同じ立場=既婚者になったのを示す。