たとえば寒い外で人を待っていると30秒は永遠に近いほどに長く感じられますが、将棋の考慮時間、特に詰む詰まないを考える時間としての30秒は、普通の人にはあっという間です。
【関連記事】 藤井七段に出題されたのは、江戸時代の8世名人大橋宗桂(大橋本家九代目)が作ったものです。
今シリーズを制すれば、この記録を大幅に更新する。
人間はあまりにすごいものを見せられると、笑うしかないようです。
藤井が憧れの存在と公言し、同じく14歳の中学2年でデビューした谷川浩司九段(57)の好物としても知られ、注文する宿泊客も多い。
その時代背景を知るには漫画『宗桂』(星野泰視作、渡辺明監修)がおすすめです。
ここで目につくのは玉方6七金の存在です。
意味深に駒が置かれていた左下に舞台が移って、最終ステージを迎えます。