滋賀県警守山署は会社関係者から事情を聴き、詳しい原因や作業状況を調べている。
半導体製造装置業界関係者の話によると、現在、半導体メーカー各社が増産を計画している関係上、半導体製造装置も奪い合いの状態であり、納期が1年以上の装置も少なくないという状況にあるという。
同工場の担当者は「製造設備に残留した危険物に引火して爆発が起きた可能性もある」と話した。
出火場所は「4階クリーンルーム(防塵〈ぼうじん〉室)のどこか」と推定。
今のところ出火原因は不明という。
アルパインのカーナビは受注停止状態 カーナビメーカーのなかで、旭化成の火災の影響をもろに受けたのがアルパイン。
これによるとZOOMが開発、販売する主要製品のほぼすべてに、延岡工場で生産された電子部品を使用しているとのことで、火災発生を受けてZOOMがもっている部品在庫数や使用計画、市場から調達可能な数量調査を行っているとのこと。
北海道・東北• 半導体工場の火災としては、直近の事例として、2020年10月20日に発生した旭化成傘下の旭化成マイクロエレクトロニクス 宮崎県延岡市 半導体製造棟の火災があげられる。