「どうしましたか?」 「ヒック、しゃっくりが、ヒック、止まらなくて……ヒック!」 中高年の方の中には、しゃっくりのために救急外来を受診される患者さんも時々いらっしゃいます。
このタイプは48時間以上しゃっくりが止まらない「持続性」、1ヶ月を超えてもしゃっくりが続く「難治性」の人に多く、脳梗塞や脳腫瘍といった中枢神経系の病気の後遺症として症状が出ることもあります。
【質問】3年くらい前から「しゃっくり」が出るようになり、止まらなくなります。
中枢性しゃっくり 中枢性しゃっくりとは体の大切な神経が集まる脳や脊髄などの神経、「 中枢神経」が刺激される事によって起きるしゃっくりです。
もちろん100回しゃっくりをしても死ぬことはありませんが、長引いて止まらないしゃっくりには、 重大な病気が隠れていることもあります。
指を耳穴に強く押し込む 慢性的なしゃっくりは、子供の場合は大抵ストレスが原因で起きている。