その推理は、小説家にコアな情報を与えた偽ショウコとカスミにより印象操作されたものかもしれない。
田辺が納得する方法はひとつ、梶原が田辺に頭を下げることしかないと切り出す。
「実はあの場では言いにくいことがあった。
原作小説が「私」目線で1人称でずっと書かれており、小説家もノンフィクション作家のため、まるで実話を読んでるような気分になることはあります。
本当に彼の動機はそれだけなのか? そもそも、彼が本当に犯人なのか? 週刊誌の記者・ 鴨井晶(尾野真千子)は真実を突き止めるため取材を進めていきます。
晶は、仁藤が勤めていた銀行を尋ねました。
また、尾野真千子さん演じるフリーライター・鴨井晶が、【あの人はそんなことをする人じゃない】と考えているのも、不可解でした。